ルジニキ・スタジアムでの決勝戦でフランスがクロアチアを破って2度目のワールドチャンピオンに輝いてから早くも2週間が経過。すでに日本のJ1リーグはワールドカップ閉幕の直後に再開され、また7月最終週にはロシアとベルギーのリーグ戦も開幕した(ロシアは長いウィンターブレークのため、またベルギーはプレーオフのために他国より開幕が早い)。そして、8月に入るとヨーロッパの主要リーグが次々と開幕する。

ワールドカップ・イヤーでは他のシーズン以上に活発に移籍市場が動くだろうし、またワールドカップに出場した選手のコンディション面の影響もあるので、いつものシーズン開幕とはちょっと違った展開も予想される。 かなり昔の話だが、1994年のアメリカ・ワールドカップのあった年には当時世界最強を誇っていたACミランが大きな影響を受けた。

ミランは1980年代後半にアリゴ・サッキ監督の下でプレッシング・サッカーを完成させ、1990年代の前半にはサッキの後を継いだファビオ・カペッロの下でチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)のタイトルを独占していた。 アメリカ・ワールドカップに出場したイタリア代表の監督には、そのミランを作り上げたサッキが就任。当然のことながら、サッキはミランの選手を主体に代表チームを構築した。とくに、DFラインはフランコ・バレージが統率するミランのラインがそのまま使われた。そして、イタリア代表は苦しい戦いの連続となったものの、決勝に進出。決勝戦ではブラジルと延長戦を戦ってスコアレスドロー。PK戦ではバレージとエースのロベルト・バッジョがはずしてイタリアは準優勝に終わった。

このワールドカップの疲労の影響で、新シーズンが開幕するとミランは思わぬ不振に見舞われた。あれほど完璧だったDFラインが大きく崩れたのだった(その後、ミランは態勢を立て直し、94/95シーズンもスクデットを手放すことはなかったが)。

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