2018年ツール・ド・フランスで最も強かった3人が、第20ステージの表彰台を分け合った。総合2位トム・デュムランは世界チャンピオンの脚を発揮して、ステージ優勝をさらい取った。前回大会覇者クリス・フルームは、ピレネーでの不調を吹き飛ばすような好走で2位に滑り込み、前日失った表彰台の3番目の位置を取り戻した。そしてマイヨ・ジョーヌのゲラント・トーマスは、中間計測ポイントを全てトップタイムで通過する疾走を見せた。そして区間3位でフィニッシュラインを越えた瞬間に、歓喜と共に、人生初のツール・ド・フランス総合制覇を決めた。

緑の色濃いフレンチバスクを、灰色の雲が覆った。ひときわ暑くて、珍しく晴れ続きだった3週間の終わりに、ほんのわずかの雨がアスファルトを濡らした。難しい上り下りや、細かく蛇行した道が連続して現れる難コースだけに、多くの選手が慎重にハンドルを握った。なにしろこの31kmの個人タイムトライアルを終えれば、あとはパリに帰るだけなのだから!

もちろん独走を得意とする選手たちは、危険を恐れず全力を尽くした。特にこれまでの19日間、「2人の」リーダーのために誠心誠意働いてきたミカル・クヴィアトコウスキーは、今大会で唯一自分のために走れるチャンスに見事な走りを実現させた。41分42秒39の好タイムを記録し、約1時間半にわたって暫定トップの座に留まり続けた。

最終的にクヴィアトコウスキーは区間4位で終える。もちろん順位を上回った3人中2人こそ、自らが守ってきたチームリーダーだった。真っ先にタイムを塗り替えたのがヴァンデ県での開幕時点のリーダーで、最後に追い越したのがバスク地方での閉幕時点のリーダーだ。

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