人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2018年7月15日

ツール・ド・フランス2018 第8ステージ レースレポート

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

2日連続でディラン・フルーネウェーヘンがスプリントを制し、6日連続でグレッグ・ヴァンアーヴェルマートはマイヨ・ジョーヌを身にまとった。石畳突入前の静かなステージだったが、集団落車やスプリント降格処分で、最終盤はカオスだった。

「もしも強い風が吹いていれば、パリ~トゥールのような激しいレースになったかもしれないけどね」(ヴァンアーヴェルマート、記者会見)

前日に続いて、この日もまた、選手たちはお休みモードに入った。キャトーズジュイエ、つまり7月14日の革命記念日だというのに、フランス選手たちによる恒例のアタック合戦さえなかった!

スタートから20kmほど静かに走った後、ようやく3人が前方へと飛び出した。プロトンは追いかける素振りさえ見せなかった。しかも真っ先にアタックをかけ、本日のエスケープを作り出した張本人のローレンス・テンダムが、すぐに足を止めてしまう。こうしてフランス人ファビアン・グルリエとオランダ人マルコ・ミナールトだけが逃げを続けた。

「スタート前から飛び出すつもりだったけど、逃げるなら、少なくとも3人は必要だと考えていた。最初はその通り3人だった。でも、どうしてなのかは分からないけど、テンダムは逃げから降りてしまった。残念だ。そもそも彼がアタックしたのに、変じゃないか。それでも僕にとっては良い1日だった。なにより前で走れたことを幸せに思っている」(グルリエ、ミックスゾーンインタビューより)

ちなみにテンダムが減速したのは、単にチームカーから後方集団に戻るよう指示があったから。ともかく前に取り残された2人は仲良く協力し合い、最大で6分半ほどのリードを奪った。2つの4級山岳では、それぞれが1回ずつ先頭で山頂を越えた。中間ポイントは両者激しく競り合って……珍しく判定はフォトフィニッシュにもつれ込んだ。グルリエが先頭を取った。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ