レッズは、レベルズ戦から先発で2名の変更。ベテランLOケイン・ダグラスに代わって21歳のラカン・ツイ、SHモーゼス・ソロヴィに代わり、19歳のテイト・マクダーモットがメンバー入りした。ツイは昨年オーストラリア代表デビューを果たした、巨漢選手(198cm、121kg)、マクダーモットはセブンズの同国代表でもあり、走力ある選手だ。オーストラリア代表で111キャップを誇るFLジョージ・スミスは、膝の怪我が癒えず欠場。レッズが誇るラインブレーカーのCTBサム・ケレヴィも腕の筋肉を傷めて戦線離脱している。若手の多い布陣だが、大黒柱がいない分、全員が仕事量を上げて戦う。

前節のレッズはスクラムでレベルズにプレッシャーをかけるシーンがあった。ここはサンウルブズも譲れないところ。ケレヴィに代わって出場しているCTBジョーダン・ペタイアは、今季18歳のレッズ史上最年少でスーパーラグビーデビューを果たした逸材。190cm、98kgのサイズであらゆるスキルに優れる。前節もタイミングの良いオフロードパスで、BKの要であるFBジョノ・ランスのトライを引き出していた。

サンウルブズのトニー・ブラウン ヘッドコーチ代行は、「先週よりも強いパフォーマンスを出し、いい形でシーズンを終えられるようにしたい」とコメント。キャプテンを務めるヴィリー・ブリッツも「サンウルブズの基本に沿って、ポジティブにプレーするだけです。自分たちの持っているものを全て出し切り、4勝目、そしてアウェイでの初勝利を達成したいです」と意気込む。ワラターズ戦では前半終了間際にマシレワがレッドカードを受け、後半の40分を14人で戦うことになった上、最後の10分は田中史朗のイエローカードもあって13人で戦うことになった。15人の組織力で戦うサンウルブズは、個々の能力が露になるような展開では勝つことができない。15人で規律を守り、攻守に前に出続けたい。

どんな内容、結果になるにしても今季最終戦だ。サンウルブズは各チームから質の高いトライをあげてきた。2018年の集大成としては、どれだけ観客を喜ばせるトライをあげられるか。アタックに注力した戦いをすれば結果はついてくる気がする。

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村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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