もちろん、全体の戦術などは代表独自のものだが、2人、3人のグループ戦術の面では、たとえばケインとデレ・アリとの関係性のようにクラブでのコンビネーションを生かせるのだ。これは、たとえば多くの選手が各国のリーグでプレーしている日本代表のような選手輸出国の監督から見たら、羨ましい限りだろう。

ドイツ代表などもバイエルン・ミュンヘンを母体にチームを作ることができるし、スペイン代表もレアル・マドリードとバルセロナの連合軍だから、そこそこクラブでのコンビネーションを生かすことができる。

イングランドがワールドカップで優勝したのは1度だけ、地元開催の1966年大海のことだったが、この時は主将のボビー・ムーア、中盤の司令塔のマーチン・ピータース、そして決勝でハットトリックを決めたジェフ・ハーストの3人がウェストハム・ユナイテッド所属でクラブでのサインプレーなども代表で使っていたと言われている。さて、1966年の再現はなるのだろうか?

photo

後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

お知らせ

フットサル Fリーグ18/19配信中!

J SPORTSではセントラル開催、及び一部6クラブ共同開催試合を放送します!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ