守備陣の方もカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ(ともにマンチェスターC)、マグワイヤの3バックが鉄壁の壁を作り、その背後に成長著しいピックフォードが控えている。ピックフォードは185僂肇ぅ鵐哀薀鵐匹GKにしては小柄な部類に入るが、判断の速さと反応の鋭さ、周囲への的確なコーチングなどあらゆる面で秀でている。

スウェーデン戦でもマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ「エバートンでいいシーズンを送れたことが自信につながっている」とコメントしたが、彼の存在感が高まっていることで、守備陣全体が冷静に落ち着いて相手と対峙できるようになっている。それは若く伸び盛りのチームにとって非常に大きなポイントだ。

クロアチアにはマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)のような百戦錬磨のアタッカー陣がいて、モドリッチとイヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)という高度な技術と老獪さを誇るMF陣がタクトを振る。この難敵を下すことができれば、本当に1966年イングランド大会以来、52年ぶりのワールドカップ奪還が見えてくる。若きイングランドが頂点に立つ可能性はゼロではないだけに、11日のモスクワ・ルジニキでの大一番が楽しみだ。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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