人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
クリス・フルームを始めとする複数の総合優勝候補がタイムを失い、2018年ツール・ド・フランスは波乱の幕開けとなった。分断で小さくなった集団内のスプリントはフェルナンド・ガビリアが制した。初出場ツールの初日ステージで、コロンビア人スプリンターが、生まれて初めてのマイヨ・ジョーヌに袖を通した。
フランス全土がサッカーワールドカップ準決勝進出に酔いしれた翌朝、フランスは長いバカンスシーズンに突入した。もちろん夏休みは、2018年も、ツール・ド・フランスと共にやってくる。大西洋に浮かぶ小島ノワールムーティエから、全22チーム・176人のプロトンは3週間の長い旅へと漕ぎ出し、全長201㎞の沿道にはたくさんのバカンス客が詰めかけた。
「まるで満員のサッカースタジアムみたいだった。歓声が途絶える時間なんてちっともなかった」(ルダノワ、チーム公式リリースより)
地元ファンの期待に応えるように、ステージ序盤はフランス人がにぎわせた。本スタートを告げるフラッグが振り下ろされると同時に、ヴァンデU出身のジェローム・クザンと、今区間の30㎞地点サン・ジャン・ド・モンで暮らすケヴィン・ルダノワが飛び出した。「本当は逃げるつもりはなかったけれど、(ヴァンデ在住のトマ・)ヴォクレールが『今日は風があるよ』と教えてくれたから」(TVインタビューより)と、ヨアン・オフレドも素早く後に続いた。
つまりワイルドカードで出場を手にしたプロコンチネンタルチーム所属の仏人3人が、フランス本土へ先頭で走り込んだ。ヴァンデ県特有のマレ(湿地帯)とボカージュ(畦畔林)の間をくねくねとすり抜け、大西洋から吹き付ける風を体いっぱいに受けながら、3人は元気よく逃げ続けた。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第5ステージ
3月22日 午後11:55〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第4ステージ
3月21日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第7ステージ
3月24日 午後8:25〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第3ステージ
3月20日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第2ステージ
3月19日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 月チャリ~#jspocycle NEWS~ (03/25)
3月25日 午後7:00〜
-
3月16日 午後9:30〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!