今大会のエジルは初戦・メキシコ戦とラストの韓国戦にそれぞれ90分フル出場したが、本来の創造性もアグレッシブさも影を潜めた。シュート数はそれぞれ1本ずつで、ゴールチャンスに絡んだ印象もあまりない。司令塔として重要な役割を担う彼から的確な配球やリズムの変化がもたらされなければ、ドイツの攻めも単調なものになってしまう。それは非常に大きなマイナス面だったと言わざるを得ない。

そもそもエジルは今季アーセナルでもあまり活躍したとは言い切れない状況だった。今季プレミアリーグでは26試合出場(うち先発24試合)で4ゴール。2013年夏から過ごすガナーズでは14−15シーズンと同じ得点数にとどまり、本来の実力を出し切れたわけではなかった。低調なパフォーマンスが特に批判されたのが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝のアトレティコ・マドリード戦。

3日のセカンドレグではジエゴ・コスタの1点に沈み、2戦合計1−2で敗退。アーセン・ベンゲル監督のラストタイトルが幻と消える結果になった。このセカンドレグのエジルは消えていることが多く、「アーセナルのシャツを着るのにふさわしくなかった」とさえ現地メディアから揶揄されてしまった。

こういった出来事が躓きになったのか、ドイツ代表でも前向きな方向に切り替えられず、まさかの不発。チーム自体も史上最低の成績に沈んだ。2022年カタールワールドカップまで契約を延長していたレーブ監督も辞意を表明しているということで、南アから重用されてきたエジル、ミュラー、ケディラ、トニ・クロース(レアル・マドリード)らの黄金世代も一挙に終焉を迎える可能性がある。

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