この攻撃の2枚看板が調子を落とさなければ、ベルギーは今後も優勝候補という名前に相応しい戦いを見せる可能性が強い。さしあたって28日のイングランドとのG組1・2位決戦の行方は大いに注目されるところだ。イングランドも2戦合計8ゴールと大爆発していて、ベルギーにとっては決して侮れない相手だ。同国のアルデルヴァイレルトとヤン・フェルトンゲン、ムサ・デンベレと、イングランドのケイン、デレ・アリ、キーラン・トリッピアーらが同じトッテナム勢で、マンチェスターUやマンチェスターC勢も互いに入り混じっていることからも分かる通り、どちらにとっても「手の内を知り尽くした相手」であるのは間違いない。

それだけに、今季プレミアでの数々の名勝負を思い出しながら彼らの直接対決を見るのは興味深いところ。ラウンド16以降の動向を占う大一番であり、日本にも関係してくるビッグゲームという意味でも見逃せない。得点王争いで抜け出すのは、得点ランク2位につけるルカクか、それともトップに立つケインか。いずれにしても、プレミア看板アタッカーの彼らには、意地とプライドを激しくぶつけ合ってほしいものだ。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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