マンチェスターU自体も失速感が否めなかっただけに、ロシアでのルカクのパフォーマンスには一抹の不安も感じられた。しかしながら、代表に戻ってくると周囲とのコンビネーションを合わせやすいのか、今大会の彼は非常にイキイキとプレーしている印象だ。実際、チュニジア戦の2発はイングランドで多いヘディングの競り合いや、相手を背負うような形ではなく、スピードでDFのギャップを突いてフリーになったり、背後に飛び出すというストライカーらしい得点だった。それだけルカクのコンディションがいいということ。今大会はさらに多彩なパターンからゴールを重ねていく可能性が高そうだ。

アザールの方も、今大会初ゴールとなったPKに始まり、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)のタテパスに鋭く反応し、相手を巧みな技術でかわして決めた4点目に好調ぶりがよく出ていた。今季プレミアリーグでのアザールはケガによる出遅れが響いた部分もあってシーズン12得点とやや物足りなさを感じさせただけに、本人もこの大会でのブレイクを心に期していたに違いない。

チェルシーでのアザールは自らドリブルで打開してフィニッシュに持ち込む傾向が強いが、今回の4点目のようなパスの受け手に回るのもうまい。ベルギーにはケヴィン・デブライネ(マンチェスターC)やマルアヌ・フェライニ(マンチェスターU)、アクセル・ヴィツェル(天津権健)のように長短のパスで相手を揺さぶれる選手が少なくないだけに、アザールのスピードがより生きる。エースナンバー10を背負う男は水を得た魚のように躍動感を示していくだろう。

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