ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチは、ジョージア戦後の記者会見でチームの成長を喜び、選手の奮闘を称賛した。そして、チームを支えるマネージメントスタッフ、コーチングスタッフの働きぶりにも言及した。
「トライを取れるようになったのはトニー・ブラウン(アタックコーチ)の功績。無失点だったのはジョン・プラムツリー(ディフェンスコーチ)のおかげ。サイモン・ジョーンズ(ストレングス&コンディショニングコーチ)が選手に落とし込んだものが成果になってフィットして戦えた。選手たちはコーチ陣の提示したものを受け入れ、成長を加速させています。ドクター、フィジオら裏方のおかげでチームが成長していることもお伝えしたいと思います」

また、当日の朝、リーチを軸にゲームプランについて選手だけでミーティングが行われたようだが、これについてもジョセフHCは歓迎するコメントをしている。
「大人の男としてテストマッチで勝つには何をすべきかをお互いに確認し合った。コーチの手元を離れて、選手が意思統一をはかっているのは本当に特別なこと。このチームには、特別なものが生まれつつあります」

ラグビー日本代表

3試合を通じて、ミスタックルは減り、ディフェンスに関しては着実に修正された。トニー・ブラウンコーチによる多彩なアタックは相手チームの分析を難しくするだろう。各ポジションでレベルの変わらない選手が複数出てきているのも前向きな材料だ。なにより、選手自身が勝つために何をすべきか理解しているのが頼もしい。2015年のRWC以降の強化は、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ体制の始動が2016年秋になり、半年遅れたままで進んできたが、今年に入って加速した。RWC2019の開幕まで一年あまり。まだ一つ一つのプレーの精度は低く、無駄な反則、ミスもある。ここからチーム力をさらに伸ばし、悲願の決勝トーナメント(ベスト8)進出を成し遂げたい。

サンウルブズは3試合を残しており、日本代表資格のない選手、プレー時間の少ない日本代表選手が軸になりそうだが、ここで選手層を厚くしたい。11月には世界最強のニュージーランド、そしてエディー・ジョーンズヘッドコーチ率いるイングランドとの戦いが待っている。RWC2019の優勝候補の強さを感じることができる貴重な機会だ。勝つための周到な準備をし、得るものの多い試合にしてほしい。

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村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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