本来であれば、この男の才能をもってすれば、いまごろはロシアの大地で暴れまわっていたはずだ。

ダニエル・スタリッジ──。

2013−14シーズンは凄かった。ルイス・スアレス(現バルセロナ)とともにリヴァプールの攻撃をけん引し、29試合・26得点。イングランド代表のエース候補ともてはやされ、当時のマンチェスター・シティを率いていたマヌエル・ペレグリーニ(現ウェストハム監督)も高く評価していた。

「将来は約束されたようなものだ。だれもがうらやむポテンシャルを持っているね。それにしても惜しいことをしたよ。彼はシティの下部組織出身だっていうじゃないか。なぜ手放したんだ!? 強化担当はどうかしている」

しかし、翌シーズンから足首、膝、ハムストリング、腰、背中など、各所の負傷に悩まされる。バルセロナに移籍したスアレスの穴を埋めるどころか、ピッチに立つコンディションですら維持できなくなっていた。

15年の秋、ブレンダン・ロジャーズ(現セルティック監督)が解雇され、ユルゲン・クロップ体制が発足しても、スタリッジのコンディションは一向に上向かなかった。新監督が「得点感覚が衰えているとは思えない。とにかく、フィジカルを万全の状態に仕上げること」と期待を寄せても、負傷を繰り返すばかりだ。いつしかクロップのリストから外れ、18年の冬にはウェストブロムにローン移籍。ただ、新天地でもコンディションは整わず、2試合・ノーゴールという散々な結果に終わっている。

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