人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
6月17日、交流戦最終試合。メットライフドームでは試合開始直前、場内アナウンスが流れた。「先発、松坂大輔に代わり藤嶋」球場はどよめき、ため息が漏れる。
平成の怪物の古巣との一戦を楽しみにしていた両チームのファンは落胆を隠せない。緊急登板、ドラゴンズ2年目藤嶋健人は6回2失点で見事プロ初先発初勝利を手にした。
試合開始15分前、朝倉投手コーチから聞かされた。藤嶋は「え?!って最初は驚きましたね。でも、すぐに腹をくくりました。緊張する暇もなかったですよ」と笑って話す。
入団当初から話していた憧れの先発マウンド。思わぬ形で訪れた舞台をこう振り返った。
「驚きはありましたが、これは自分に来たチャンスなんだって切り替えました。やることはいつもと一緒。1人1人全力で抑えようって事だけでした」 。
全力、投げっぷり、マウンド度胸、こういった表現が藤嶋健人にはよく似合う。相手はこの日の時点で首位を走る強力西武打線。マウンドに上がった後の気持ちを聞いた。
「凄いメンバーの打線だなと思いました。おそらく、誰がこの場にいても同じ事を思うはず。誰が投げたって怖いと感じるんだ。そう自分に言い聞かせました」。
「野手の皆さんが早くから点を取ってくれたんで、それも気持ちの上では大きかったです。ホームランを打たれた時も、ランナーいなくなったからいいやって、前向きに考えられました」と話す。
5回を終えた所で森監督が藤嶋に歩み寄る。「もうお前の役割は十分果たしているから大丈夫だ。この先はアウト1つでも多くとってくれればいいから」。
藤嶋は「監督に言われてほっとした部分もありましたし、勝ち投手の権利も一瞬頭をよぎりましたが、それ以上に少しでも長く投げたかったんです」と話す。
オフには藤嶋と同じジムで汗を流すベテランの山井大介は数日前に藤嶋をこう話していた。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/13)
4月13日 午後1:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/12)
4月12日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 東京ヤクルト(04/16)
4月16日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 中日 vs. 阪神(04/14)
4月14日 午後1:25〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 横浜DeNA(04/17)
4月17日 午後5:55〜
-
J SPORTS STADIUM2024 広島 vs. 中日(04/07)
4月7日 午後1:25〜
-
【限定】J SPORTS STADIUM2024 横浜DeNA vs. 中日(04/10)
4月10日 午後5:50〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!