連勝するには、まだ実力が足りなかった。それを痛感する敗戦だった。ただ、試合直後のリーチ マイケル日本代表キャプテンは、悔しさだけではない表情をしていた。「結果にはガッカリしています。けれど、ハートは日本にもイタリアにも感じました」。記者会見ではこんなコメントもあった。「流れが悪くなった時、リーダー陣がどう対応して立て直すか、後半入ってきた選手も含めゲームをどうコントロールし、(勝利に)もっていくかの勉強になりました。全体的にチームはレベルアップできたと思います」。トップレベルのテストマッチで勝つことの難しさを体感し、さらにチームは成長できる。言葉だけでは伝えられないことを伝えられた。キャプテンとして、そんな感触を得たのかもしれない。

ラグビー日本代表

日本代表は「ティア1」相手の連勝を目指すもその壁が厚く。

ラグビーには世界ランキングとは別に「ティア1」、「ティア2」という階層分けがある。北半球最高峰の選手権「シックスネーションズ」に参加するイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア。南半球最高峰の「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」に所属するニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの計10か国が「ティア1」。日本も含む、それ以下の世界ランキング20位くらいまでの国が「ティア2」だ。ティア1の国々は互いに切磋琢磨してレベルアップできるが、ティア2をどう強化していくのか、それが世界のラグビー界の課題だった。

そして今、スーパーラグビーへチームを送り込み、急速にティア1との差を詰め、その中に割って入ろうとしているのが日本だ。だからこそ、イタリアに連勝することに意味があった。一方、ティア1のイタリアとしては意地でもティア2には連敗できなかった。イタリア代表のコナー・オシェイヘッドコーチはほっとした表情だった。「第1戦は我々の本来の姿ではない。そのことを、日本の皆さんにも、イタリアのファンにも証明する必要がありました。素晴らしいテストマッチ(国代表同士の試合)だったし、選手たちのパフォーマンスは素晴らしかった」。

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