本田圭佑(パチューカ)も「8年前の2010年南アフリカワールドカップでやった超守備的な戦い方はワーストケース。あれなら自分たちにはできる」と話していて、本当に自陣に人数をかけて守らざるを得なくなることも考えなければいけない。

西野体制発足後の5月30日のガーナ戦(日産)、6月8日のスイス戦(ルガーノ)とパラグアイ戦の3試合を通して、そこまで一方的に支配される状況はなかっただけに、今の彼らはその想定が足りない。そういう劣勢も考えながら、残り4日間の準備期間を有効活用していくことが肝要だ。

14日のワールドカップ開幕戦では同じアジアのサウジアラビアがホスト国・ロシアに0−5で大敗を喫するという驚くべき出来事があった。日本はそのサウジアラビアに最終予選で敗れている。厳しい現実をしっかりと踏まえたうえで、守りを固めるシナリオも用意し、リスタートから1点を取れるパターンも準備すること。それを今こそ強く求めたい。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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