新監督にウナイ・エメリを据えたアーセナルは、アルセーヌ・ヴェンゲル体制下とは異なるアプローチで強化を進めている。

ユベントスとの契約が満了したシュテファン・リヒトシュタイナーを、素早い対応で獲得した。ドイツに幅広い人脈を持つズベン・ミズリンスタット強化部長のコネクションを利用し、ボルシア・ドルトムントのソクラティス・パパスタスプーロスとは意間近と伝えられている。シュツットガルトのバンジャマン・パバールとも「相思相愛」とか……。右サイドバックはエクトル・ベジェリンただひとりで、ロラン・コシェルニーの負傷によって深刻な人材不足に陥ったセンターバックを救いうる、実に的確な人選だ。

また、交渉が本格化したとも報じられるドイツ代表GKベルント・レノ(バイヤー・レバークーゼン)は、衰えが目立つペトル・ツェフの後釜としてうってつけの人材であり、エメリ新監督がリストアップしたステベン・エンゾンジ(セビージャ)も、中盤の守備力を高めるためには最適のピースといって差し支えない。

新生アーセナルのチーム創りは基本どおり後ろからだ。中盤と前線に偏っていたヴェンゲルを、全否定するかのようでもある。

チャンピオンズリーグの出場権を失ったために、スーパースターの獲得は難しい。経済力でもマンチェスターの2チームやスペインの両巨頭、パリ・サンジェルマンはおろか、トッテナムも下まわるのだから、人選は限られてくる。したがって競合を避ける必要があり、狭い活動範囲での補強を余儀なくされているが、ミズリンスタットを軸とする強化部の動きは迅速だ。

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