アルバルク東京が千葉ジェッツ相手に、25点の大差をつけてB1チャンピオンシップを獲得すると予想した人はほとんどいなかっただろう。2Q途中から完全に試合の主導権を握り、ハーフタイム寸前にジャワッド・ウィリアムズがハーフラインの内側からブザービーターを決めるなど、A東京は肝心な局面でことごとくシュートを成功。一方の千葉はギャビン・エドワーズのファウルトラブル、持ち味のトランジションに持ち込もうとした際にターンオーバーを犯すなど、一度崩れたリズムを取り戻すことができないまま試合が終わってしまった。

千葉の選手たちは試合後、A東京の出来がすばらしかったことを称賛する一方で、シリーズでまた試合が行われた場合、「逆の結果になることもあり得る」と口にしていた。NBAのプレーオフを見ている方なら理解できると思うが、大敗した後の試合で大勝するというパターンは、実力が拮抗するチーム同士の対戦でもしばしば起こる。それは、前の試合からの修正が機能し、プレーの質も上がったことによるところが大きい。

逆に、B1ファイナルのような一発勝負の場合、一度悪い流れに突入してしまうと、そのまま時間だけが経過して大差がついてしまいやすい。さいたまスーパーアリーナで行われた2006年の世界選手権決勝、準決勝でアメリカを倒した勢いを理由に、ギリシャが有利という味方も多かった。しかし、スペインがパウ・ガソルを準決勝のアルゼンチン戦で足を故障して欠場を強いられながらも、チーム全体で戦う姿勢と多くの選手がステップアップしたことでギリシャを圧倒し、70対47というスコアで世界の頂点に立っている。

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