大瀬良大地がエースの頭角を現しはじめた5月25日。今期2度目の完投で7勝目。阪神タイガースのメッセンジャーに並び、セ・リーグトップタイとなり大瀬良にとって特別な日となった。

マツダスタジアムにとってもこの日は特別な日であった。10周年を記念したイベントがこの日からの3連戦で開催。

◆「傘祭り」に「紙花祭り」

色とりどりの傘が、カープロードから続くメインゲートへの坂道にずらりと並ぶ。傘を通した陽射しが道をカラフルに染めた。まるで歩けるステンドグラスの世界はメルヘンでドラマチック。

正面入り口には紅白の紙の花が咲き並んだ。赤と白の紙の花は鯉が泳いでるようにも見える。大きな向日葵なども紙でできていた。入り口には紙花で書かれた「CAMPO MAIOR」。

どちらも圧巻の、絵本の中の世界のようになっていた。

メインゲートからも正面入り口からも違う楽しみができるが、どちらも野球とは全く関係無い。上映中の映画『狐狼の血』とは真逆なこのメルヘンな世界は、どうして開催されることになったのだろうか。

――「傘祭り」「紙花祭り」とは?

どちらも、ポルトガルで毎年開催されている人気のお祭りなんです。それをマツダスタジアムで再現してみました。傘祭りは、アゲダという地域で、紙花祭りはカンポマイオールという地域のものです。

――どうしてポルトガルのお祭りをしたのですか?

松田元オーナーが「傘祭り」の存在を知り、オーナー含め4人でポルトガルへと飛びました。昨年の7月半ば、アゲダで傘祭りが開催されていた時期です。

10周年のイベントための現地視察でした。圧巻の景色でした。これまで体験したことのないカラフルな世界に感動しました。

現地に行くまでは、上を見上げて楽しむものだと思っていたのですが、実際はそれだけではありませんでした。もちろん傘の屋根も綺麗なのですが、傘を通した日差しが地面にうつり、カラフルに染まっている道がどこまでも続いている光景が何よりも綺麗だったんです。

マツダスタジアムのメインゲートへ続くあの道が虹色に染まるのを想像するだけでワクワクし、10周年にふさわしい催しだと思いました。また、アゲダに行ったことで、カンポマイオールの「紙花祭り」の存在も知りました。

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