ウナイ・エミリにとってアーセナルは国外での3回目の挑戦ということになる。ロシアのプレミアリーグで結果を残せず、フランス・リーグアンでそこそこの成績に終わったウナイ・エミリ。果たして、イングランドでの運命は……。

ウナイ・エミリの印象としては、ゲーム戦術を駆使するタイプの指導者のように思える。試合ごとに選手の顔ぶれも、選手の配置も変えてくる。そして、それが当たる場合と当たらない場合の差が大きい。そんな印象だ。 ということは、たとえばセビージャ時代やPSG時代の試合を分析して、「このような指導者だ」、「アーセナルではこんな選手起用をするだろう」といった予想をするのは時期尚早と言える。サイドバックを高い位置に置いてサイドから崩していくといった基本は変わらないにしても、あくまでも現有戦力を見極めて、相手を分析して、戦い方を決めていくのがそのやり方なのだろうから。

戦術にはこだわって細かい指導をするあたりはイングランドにパス・サッカーを持ち込んだ前任者のヴェンゲル監督に近い印象だが、一方で自らの哲学、美学にこだわったヴェンゲル監督と比較すれば、より勝負にこだわってチームをいじる監督ということもできる。

ただ、もちろん「勝つことだけを考える監督」ではない。これまでも、その長い歴史の中でつねに新しいことを切り開いてきたアーセナルというクラブ(ロンドン初のフットボール・リーグ加盟クラブ。3バックの開拓。ナイトゲームやラジオ中継を手掛けたクラブ……)。クラブ側としては、このウナイ・エミリという指導者の下で再び何か新しいものを持ち込みたいのであろう。

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