大会2度目の休息日を、サイモン・イェーツは38秒リードで過ごした。激しかった2018年ジロ・デ・イタリア2週目が終わる頃には、総合2位トム・デュムランの差は、2分11秒にまで広がっていた。

週明けは決して簡単ではなかった。大会最長244kmの第10ステージでエステバン・チャベスが罠にはまった。スタート直後から上り始めた2級峠で、あっさり遅れ始めてしまったのだ。総合2位の異変をライバルたちは見逃さなかった。あらゆる総合系チームが共闘体制を組み、猛烈なスピードで千切りにかかった。もちろんチャベスは距離を埋めようと必死の奮闘を続け、やはり後方に取り残されたエリア・ヴィヴィアーニとクイックステップも追走に大いに手を貸したが……150kmもの努力の果てに全てを諦めた。そこからようやく飛び出しを許されたマテイ・モホリッチが、ステージ勝利をさらいとった。

チャベスの脱落で、ミッチェルトン・スコットのダブルリーダー制は崩壊した。突然たった1人で責任ある立場を担うこととなったイェーツは、翌日、早くもエースとしての大きな器を見せつける。第11ステージ最終盤に待ち受ける「壁」を利用し、ライバルをまとめて蹴散らしたのだ。マリア・ローザ姿で区間2勝目を仕留めると共に、ステージ2位デュムランとの総合タイム差を47秒へと開いた。

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