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ダルビッシュ有がメジャーに移籍する時、「より強い相手と真剣勝負がしたかったから」と明かしたことを思い出した。メジャートップ選手同士の真剣勝負は、いつ見ても、画面から熱がこぼれて伝わってくるようなのだ。
今日のエンジェルスとアストロズ戦のこと。ア・リーグ西地区の首位攻防戦で、両者譲らずの1勝1敗で迎えた第3戦だった。
アストロズの先発は、百戦錬磨のベテラン豪腕ジャスティン・バーランダー。この日の9回、バーランダーは大谷翔平と4度目の対戦で、スーパールーキー大谷から3度目の三振を奪った。
その瞬間、バーランダーはメジャー史上33人目となる通算2500奪三振をマーク。現地実況は、その偉大なマイルストーンを高らかに称えた。
だが、画面上のバーランダーは「記録はわかっていた」にもかかわらず、そんな様子はおくびにも出さず静かに集中を続ける。
大谷は先頭打者だったからだ。バーランダーはその後、8回に続いて得点圏にランナーを背負うピンチに見舞われるも、結果は118球5安打無失点で完封。重要な首位攻防戦を勝ち越しに導いた。
バーランダーが、完封劇で奪った三振は7。うち3三振を大谷から奪っている。まるでルーキーに洗礼を与えるように。
大谷は、前回のヤンキース戦でルイス・セベリーノの投じた内角への剛速球をソロ本塁打に仕留めたが、以来どの球団も、大谷への内角攻めが急激に減っていた。
だが、バーランダーは繰り返し内角を攻めると、外の球で誘って三振。今後の大谷攻略に大きく影響を与える「奪三振ショー」を見せた。
大谷だけではない。この日のバーランダーは、マイク・トラウト、ジャスティン・アップトンら上位の好打者も4度ずつ対戦し、すべて凡退に仕留めている。
相手が強打者であるほど、しっかりと抑える35歳のサイ・ヤング投手が、完封を記録したのは、実に2年ぶりという。
現地メディアは、「スーパールーキーの大谷を黙らせた」と、経験豊富なスター投手バーランダーの活躍に大盛り上がりだ。
このシリーズを負け越し、首位アストロズとのゲーム差を2に広げられたア・リーグ西地区2位のエンジェルス。明日からはア・リーグ東地区4位のレイズをホームに迎えて4連戦を戦う。
大谷は第4戦での先発が予定されているといい、投打の活躍が期待されている。
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