しかも、この試合でトッテナムのハリー・ケインはハットトリックを演じることができれば、得点王争いでモハメド・サラー(リヴァプール)に追いつけるチャンスもあったし、レスターのジェイミー・ヴァーディーも20ゴールの大台に手が届く位置にいた。 つまり、両チームとも攻撃のモチベーションは十分にあったといえる。とくに、ケインは点を取りたい気持ちが満々で、味方選手が良い位置でボールを持つと、「ボールがほしい」という気持ちを全面に押し出しながら、半身になってあいてDFラインの裏に抜けて走る構えを見せ続けた。

試合開始からたった4分。リヤド・マフレズのFKにヴァーディーが頭で合わせてレスターが先制ゴールを決めたが、トッテナムの守備陣は一番危険な男であるはずのヴァーディーにフリーで飛び出すのを許してしまっていた。その3分後にはルーカス・モウラが拾ったボールがケインに渡り、ケインが見事なシュート技術を見せてあっという間にトッテナムが同点に追いつく。そして、その後も問題点続出の守備を横目に攻撃陣がゴールの山を築き上げていったのだ。

結局、最終的に5対4で勝ったトッテナムは3位を確保。ケインは2ゴールに終わり、サラーも1ゴールを決めたので得点王は逃してしまった。そして、ヴァーディーも2ゴールを決めて20ゴールの大台に乗せてみせた……。 接触で倒れた選手の顔にも笑顔が浮かび、両チームとも「守備ハードワークするより攻撃を楽しもう」という姿勢がありあり。各選手のテクニックやアイディアが見られて、「守備がおろそかな試合」というのもまんざら捨てたものではなかった。つまり、エリック・バッティの言いたいことが分かったわけである。それとも、やはり「厳しい相手の守備をかいくぐってこそ攻撃の醍醐味が味わえる」と考えるべきなのだろうか……。

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