ローハン・デニス

ローハン・デニス

大会2日目から総合首位に立ってきたローハン・デニスにとって、マリア・ローザに別れを告げる日がやってきた。シチリア3日目には、今大会初の山頂フィニッシュが用意されていた。しかもヨーロッパ最大の活火山エトナを、大会史上初めて、「最も厳しい」と謳われる西側から攻める。

その山場にたどり着くはるか前に、ミッチェルトン・スコットは見事な一手を打った。スタートから1時間ほども続いた飛び出し合戦の果てに、ようやく出来上がった28人の大きな集団に、まんまと2選手を送り出したのだ。しかもエース格のエステバン・チャベス本人が、どさくさに紛れて滑り込んだ!

エトナ山頂まで5km、勾配の厳しいゾーンを利用して、先頭のチャベスはついに独走を始める。後方ではちょうど同じ頃、今大会初の、大物たちによる直接対決が勃発していた。数キロに渡って力の誇示は続けられた。ところが残り2kmにさしかかったところで、ほんの一瞬だけ、動きが止まる。こうしてライバルたちが互いの出方をじっと探り合う姿を、背後から、サイモン・イェーツは冷静に観察した。それから虚を突くように、飛び出した。

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