「似合ってるかどうかは、皆さんが判断してください」。

5月の第2日曜は「母の日」。メジャーリーグでは、恒例の乳がん撲滅キャンペーンが行われ、ピンクリボン運動にちなんで、選手たちはピンク色の道具を身につけてプレーした。

この日に先発した大谷翔平は、ピンク色のキャップを被ってプレー。試合後の記者会見で、冒頭のコメントを柔らかな表情で語った。だが、この顔とは対照的にマウンドでは、「攻めることができた」と強気のピッチングを披露。

大谷は、ツインズ打線を5回までで10奪三振(!)。6回には、先頭ブライアン・ドジャーに四球、続くマックス・ケプラーにはワイルドピッチで、無死二塁とピンチを招くも、その後は外野フライ、内野ゴロで打ち取り、最後は四番エディ・ロサリオを空振り三振に。

ピンチ脱出の3アウトを号砲に、雄叫びを上げ、グラブをパーンと叩いて、ベンチへと引き上げた。

大谷はこの日、今季最多の103球を投げて、7回途中に降板。4勝目はならなかったが、このパフォーマンスには「another gem」(またしても輝かしい活躍)「dominant」(圧巻の)といった、お馴染みの絶賛フレーズが現地メディアに並んだ。

ますますの注目を集める大谷が所属するエンジェルスは、明日から本拠地に昨季ワールドチャンピオンのアストロズ迎えて3連戦に挑む。

◆敵地でより燃える?ビジターに強い両者の首位攻防戦

エンジェルスにとって、同地区の最大のライバルでもあるアストロズとのシリーズは、今季これが2度目。前回は、4月23日に敵地に乗り込んで3連戦を戦い、エンジェルスが2勝1敗と勝ち越した。

この時、大谷は第2戦に先発登板し、6回途中4失点で降板。大谷に勝ち負けはつかずも、チームは勝利。今度は打者として、大谷は勝利に貢献できるか。

なお、本来ならホームが優位のはずなのだが、なぜか両チームともに、本拠地よりも敵地で勝ち星を多く稼ぎ出している。エンジェルスはここまで、本拠地で9勝12敗も、敵地で14勝4敗の勝率.778をマーク。

一方のアストロズは、かろうじて本拠地で11勝10敗と勝ち越しているものの、やはり敵地で14勝6敗とこちらも勝率.700と共に7割超え。

このロードの勝率は、エンジェルスがメジャートップ、アストロズがメジャー2位という。

やたらと「敵地に強い」両チーム。この数字通り、前回の首位攻防戦でも、アストロズの本拠地でエンジェルスが2勝1敗と勝ち越している。今回はエンジェルスの本拠地だが、果たして?

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