彼らの勢いが結実したのが、後半27分の先制点のシーンだ。タディッチの左CKをファーサイドから折り返し、オリオル・ロメウの頭を経由して、オースティンがシュート。それをGKが弾いたところに後半途中から入ったマノロ・ガッビアディーニが詰め、待望の1点をもぎ取った。流れの中からゴールを奪えないチームはリスタートの迫力を高めるしかないが、終盤戦のサウサンプトンはその傾向が強まり、得点力もアップしてきた。ヒューズ監督就任後は手堅く勝ち点を得る方向にチームが進化しているのは確か。指揮官交代が奏功したと言っていいだろう。

ここからは守備陣が奮闘する。吉田不在のディフェンス陣は体を張って相手の攻撃を必死に守る。相手の韓国代表MFキ・ソンヨンのFKチャンスもGKアレックス・マッカーシーの好セーブなどでゴールを許さない。この日のサウサンプトン守備陣の集中力は凄まじいものがあった。6分間のロスタイムも耐え抜いて、とうとうタイムアップの笛。敵地で絶対に勝たなければいけなかった残留争いのライバルから勝ち点3をゲットした。

これで彼らは勝ち点を36まで伸ばして16位に浮上。13日の最終戦は今季王者のマンチェスター・シティ相手で勝利は難しいが、同勝ち点の17位・ハダーズフィールドタウンとは得失点差で11、勝ち点3差のスウォンジーとは得失点差で9上回っていることから、ほぼ残留確定したと言っても過言ではない状況だ。出場停止だった吉田もスーツ姿でチームメートに飛びついて歓喜を爆発させていたが、チャンピオンシップという最悪の状況は免れたのはほぼ間違いないはずだ。

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