関東大学春季大会(春季大会)がついに開幕し、早稲田大学は創部100周年での『荒ぶる』を掲げ、2018年シーズンを始動させた。

初戦は日本体育大学。昨シーズンの関東大学対抗戦では、54-20と得点差をつけて勝利したが、気を抜くことはできない相手だ。春季大会の初戦を勝利で飾りたい早大であったが、ディフェンス、アタックともにミスが目立つ内容だった。

試合開始早々、スクラムからの一次攻撃でいきなりラインブレイクされると、あっさりと先制点を許してしまう。

前半6分までに0-10とリードされたが、相手にシンビンが出て数的優位になると、17分、敵陣10m付近で展開し、CTB(センター)伊藤大貴(スポ4=愛知・春日丘)が相手の守備を寄せ付ける間もなく、インゴールに飛び込んだ。

これで5点を返すと、27分にはWTB(ウィング)梅津友喜(スポ3=岩手・黒沢尻北)がディフェンスラインに切り込んでゴール前までゲイン。最後はSH(スクラムハーフ)貝塚陸(スポ4=東京・本郷)がラックサイドにねじ込んで同点に追いついた。

その後もお互いに得点を重ねるが、日体大に勝ち越しを許し、15-20で前半を終えた。

後半の13分にはSO(スタンドオフ)加藤皓己(創理3=北海道・函館ラサール)の突破でインゴールをこじ開け、一時逆転。しかし、流れをつかむことができない早大。試合の残り時間約30分間、ミスを重ねて決定機を作れず、22-32でノーサイドを迎えた。

WTB桑山聖生(スポ4=鹿児島実)

相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)は選手のメンタル面を指摘する。「前に出る圧力が足りないのは、『抜かれてはいけない』というマインドが強いから」。『抜かれてはいけない』気持ちの強さが、相手に押される原因になってしまった。

そのため、「1対1の動きが機能していなかった」とフランカー西田強平副将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)は振り返る。確かに1対1になると攻守で競り負けてしまう印象はあった。

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