いずれにしても、4年に一度のクラブ・ワールドカップというのには違和感がある。 僕が、FIFAにぜひ主催してほしいのは、クラブ・レベルと代表レベルでの「ワールドリーグ」、ホーム&アウェーで戦う大会だ。そうすれば、日本代表やJリーグクラブが世界の強豪と戦う姿が日常的に見られることになる。もちろん、実力的に日本代表もJリーグクラブもワールドリーグ1部には入れない。しかし、ワールドリーグの2部、3部が発足すれば、3部リーグの日本代表は、たとえばブルガリアとかフィンランドとかといった実力差が少ない相手と切磋琢磨できるわけだ。

ファンにとっては、来シーズン2部に昇格するための手に汗握る接戦に一喜一憂できる(もし、2部に昇格すればオランダやスウェーデンと対戦できるのだから、楽しみは大きい)。そして、日本代表チームにとっては力が同等か少し上の相手と常に真剣勝負を戦うことによって飛躍的に強化していけるチャンスとなるはずだ。

もちろん実現には多くの困難があるはずだが、矛盾をはらんだ4年に一度のクラブ・ワールドカップよりも「ワールドリーグ」をぜひ実現してほしいのである。

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後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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