そのために、何としてもゴールを奪う形を作ることが肝要だ。チーム得点ランキングを見ると、通算7ゴールのチャーリー・オースティン、4得点のデュサン・ダディッチ、同じ得点数のマノロ・ガッビアディーニがトップ3を占めているが、今回のレスター戦はオースティンが途中出場でガッビアディーニがベンチ。

新指揮官からは信頼度が低い様子だ。1トップに据えられているシェーン・ロングもいまだ2点という状況で、ゴールを奪うとしたらリスタートくらいしかない。レスター戦でも右CKの流れからいい形を作っていた。それをポジティブに捉え、リスタートからしぶとく得点を挙げる術を徹底的に模索する方が現実的かもしれない。

吉田も12月13日のレスター戦から4カ月以上もゴールから遠ざかっている。ただ、彼はリスタートから点を取れる選手。それは日本代表でも実証済みだ。その潜在能力の高さを生かすべく、チームで策を講じる必要があるのではないだろうか。最後の最後まで1部残留を信じて戦い抜くことができれば、希望は見えてくる可能性も皆無ではない。5月8日のスヴォンジーとの直接対決までに少しでも差を詰めておきたいところだ。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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