登板予定試合の延期による調整のズレ、マメ、そしてリーグ随一の強力打線と、大谷翔平の今季発黒星には、不運な要素が幾つか重なってしまった印象が否めない。

だが、長いシーズン、予想外の出来事も色々と起こるものであり、これで一つ経験値を上げたと思えば、敗戦から見えてくる収穫も少なからずあったであろう。

なお、「MLB.com」のエンゼルス担当記者によると、球団側は大谷の負傷を楽天的に捉えており、次回の登板は予定通りとなる見込みであり、現地木曜のレッドソックス戦も、DHで出場する可能性があると報じている。

ただし、相手の先発投手は左腕のエドゥアルド・ロドリゲスとなることが濃厚であり、その場合、大谷は先発出場しない見込みとなっている。

荒天による延期、そして2回終了後の降板と、ここ数日は海の反対側で見ているこちらも、何となく一息ついたような状態となったわけだが、本日は米国で最もメジャーなスポーツ専門誌である「スポーツ・イラストレイテッド誌」の電子版に掲載された大谷関連の記事を紹介しよう。

題して、「驚異的なショウヘイ・オオタニをビッグリーグの逸材と呼ぶのは早過ぎではない」。

記事では、「今日のメジャーリーグベースボールは、法律、医学、音楽、芸術、そして実質的に全ての人間の職業がそうであるように、スペシャリストの先駆けとなっている」と、メジャーリーグにおいて、選手の分業制が極度に進んでいる現状を指摘。

その上で、大谷を絵画、彫刻、建築、そして工学の分野で卓越した才能を発揮したルネサンス期の天才芸術家になぞらえ、「冷たく殺風景なスペシャリストのゲームに差し込む燦然と輝く一筋の陽光こそ、ボールプレーヤー版ダヴィンチである大谷だ」と評した。

お知らせ

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ