敵地で行われた現地13日のロイヤルズ戦で、7番DHで先発出場した大谷翔平が、メジャー初の二塁打を含む、4打数2安打でチームの6連勝に貢献した。

その前日、12日の試合前、「MLB.com」によると、大谷はある粋な計らいをしていたようだ。それも敵チームのファンに対して。

同サイトによると、試合前の練習時、ファンにサインをしていた大谷は、全身青ずくめで、見るからに熱烈なロイヤルズファンの少年から「バットちょうだい」とおねだりをされた。

この時、大谷はその願いを聞き届けず、そのまま通常の練習ルーティンに戻ったのだが、話はここで終わらなかった。

近くにいた野球記者のジェフ・パッサン氏は、バットをもらいそびれたかに見えたこのレオ君という少年に対し、大谷についてどう思うかと質問した際の少年の答えをツイートしており、そこには「彼は史上最高の選手だよ。彼は投げて打つんだ」と書かれている。

更に、その後、パッサン氏は「4分後、レオは父親と席へ戻ろうとしたのだが、ショウヘイ・オオタニがフィールドを渡って戻って来て、ロープ越しに身を乗り出すと、レオにバットを手渡した」。

そして、「バットには漢字でオオタニの名前が刻印されている」とツイート。なんと、二刀流のハンサムガイは少年のリクエストに気前良く応えたのである。

熱烈な敵チームの少年ファンの心をつかんだ大谷は、この件に関し、「MLB.com」の取材に対して通訳の水原氏を通じ、「彼があれでスイングすることができ、いつか良い選手になれば良いですね」。

「でも、これはいつもできるわけではありません。バットがなくなってしまいますから」とコメント。そして、この一件を伝えた同サイトの記事は次の文章で締め括られている。

「我々の認識が正しいとすると、オオタニは素晴らしい打者であり、素晴らしい投手であるばかりでなく、彼はファンへの接し方も素晴らしいようだ。彼にできないことなどあるのだろうか?」。

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J SPORTS 編集部

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