続いて4位に付けたのは地元イタリアのアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組。ショートダンスでは華麗な衣装と情熱的なラテンダンスで会場を沸かせ、フリーダンスではイタリアの名作映画「美しき人生」の物語を演出し、観客を感動させた。2つのプログラムともに自己ベストを更新した元世界王者たる二人は、総合得点で4位に付け、表彰台には届かなかったが、「結果はどうであれ、今日は私たちができるすべてを出し切って、キャリアで最もエモーショナルな演技を届けた」とラノッテがコメントし、感極まったようだった。

さらに5位にはオリンピックのフリーダンスでの悔しさを晴らし、総合得点でシーズンベストを出したマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組。「この『Imagine』は今まで一番気に入っているプログラムなので、素晴らしいパフォーマンスを以てシーズンを締めくくることができて、とても嬉しく思う」とチョックが語った。

そして6位にカナダのパイパー・ギルス/ポール・ポワリエ組、7位と8位にともにロシアからのアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン組とティファニー・ザホルスキー/ジョナサン・ゲレイロ組と続き、この3組が全組180点超えの自己ベストを更新した。実にレベルの高い大会だった。

さらに忘れてはならないのは日本の村元哉中/クリス・リード組。
ショートとフリーともにノーミスの演技で自己ベストを塗り替え、総合得点で日本勢過去最高の11位に入った。念願のトップ10入りまでわずか叶わなかったが、村元は試合後「もっともっと練習して、新しいカナとクリスを世界に見せたい」と話し、将来へ視線を向けた。二人の今後の更なる活躍がとても楽しみだ。

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ウェイ・ション
中国広東省出身、早稲田大学アジア太平洋研究科を卒業。 コンサルタントを勤めながら、フリーランスのジャーナリスト・通訳として活動。数々のフィギュアスケート国際大会で記者会見の通訳を担当する経験があり、昨シーズンから国際スケート連盟ホームページの選手フィーチャーインタビュー・記事も執筆。趣味はフィギュアスケートの各種記録、データを覚えること。

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