「彼はポルトガル人に対するヨーロッパの人々の見方を変えた。彼が現れる以前、ポルトガル人の若者はフランス、ドイツ、ブラジルなどに移り住み、雑用のような仕事をして食いつないでいた」、「だが現代的で、成功を収め、巧みな話術と自信を兼ね備えるモウリーニョが現れた。今やポルトガル人は、25歳になれば90%が英語を話せるし、素晴らしい医者や建築家、エンジニアを多く輩出している。国家のイメージが彼によって変わったんだ」。

とはいえ、彼ら2人が目指す理想の監督像は大きく異なるようだ。カルロスに言わせれば、モウリーニョは「対立が好きな人」であり、「気が立っている時にこそベストになる」監督だという。対して自らは、「試合には勝ちたいけど、トラブルからは遠ざかりたい」タイプで、「もし私と喧嘩したいと思っている人がいたとしても、いずれその人は自分自身と戦っていることに気付くだろう」と豪語する。

確かに選手とのいざこざが絶えないモウリーニョとは違い、カルロスは選手たちと常に近い関係を保ち続けている。ウェンズデイ時代には「選手を怒らなすぎる」ことが不振の原因に挙げられていたくらいで、スワンズでも既に多くの選手から慕われている。だからこそ、対戦相手ごとに綿密な対策を練るカルロスのゲームプランにも、選手たちは必死についてくる。

就任後、プレミアではビッグ6との対戦がこれまで2度あった。そしてそのリヴァプール、アーセナル戦では、いずれも会心の勝利を収めた。2度あることは3度あるのか、カルロスが再び夢を思い描く。

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フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

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