そういう意味でも、各国代表にとって3月のシリーズはとても重要な戦いとなる。 さて、そんな各国の3月シリーズの対表を見ていると、ワールドカップ出場権を逃したマリ代表(FIFAランキング67位)、ウクライナ代表(同35位)としか対戦しない日本のことが心配になる。今の時点で、もっと強い相手と戦わなくていいのだろうか? 「チーム作りが順調に進んでいない現段階では、テストの側面が大きい。だから、対戦相手もあまり強い相手でない方がいい」という考えがあるのかもしれない。それならいいのだが、強い相手を探してうまくマッチメークができなかったのなら、これは大きな問題だ。

また、これまでのワールドカップと比較して気になるのは、現在の日本代表が開催国ロシアでの試合を経験していないことだ。 前回のブラジル大会の時は、日本はコンフェデレーションズカップに出場してブラジルで3試合を経験したし、さらに4年前の南アフリカ大会の時はわざわざ前年に南アフリカ遠征を敢行し、開催都市の一つポート・エリザベスで南アフリカと親善試合を行っている。

今回は、ロシア遠征は必要なかったのか? 同じアジアの代表であるオーストラリアは昨年のコンフェデレーションズカップに出場しており、また韓国もイランも昨年の11月にロシアで試合をしているのに……。

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後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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