この時期の親善試合のマッチメークでは、ワールドカップ本大会のグループリーグで実際に対戦する相手とは試合が組まれない。互いに、手の内をさらしたくないからだ。その点、ワールドカップに出場しないイタリアやオランダであれば、決勝トーナメント以降も含めて本大会で対戦することは絶対にないのだから、安心して試合ができるというものだ。

さて、こうして強豪同士の顔合わせが実現したわけだが、そこで何をテーマにするのかは、それぞれのチーム事情が絡んでくる。 今回の代表ウィークに選出された各国代表の顔触れを見ると、重要な選手を欠いているチームが多いように思える。

たとえば、ドイツなら世界ナンバーワンGKのマヌエル・ノイアー。あるいは、ブラジルなら世界最高額男のネイマール。そして、イングランド代表なら世界最高の点取り屋の一人、ハリー・ケインといったところだ。 シーズンの終盤を迎えた現時点で負傷者が多くなるのは当然のこと。むしろ「本番直前でなくてよかった」と思うしかない。そして、代表監督にとっては中心選手が欠けた時のテストにもなる。たとえば、GKの場合はポジションが一つしかないので、控えのGKには出場機会が与えられることは少ない。そういった意味では、ドイツは格好のテストができるはずだ。

また、イングランドにとっては絶対の得点源であるケインがいない場合のテストは重要だ。予選は圧倒的な成績で突破したとはいえ、試合内容を考えるとあまり楽観的にはなれないイングランド代表。もし、彼らが上位進出を狙うとすれば、やはりケインをどう生かすのかが最大のテーマではあるが、同時に何らかの理由でケインがいなくなった時の戦い方も準備しておかなければならない。

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