もちろんそのためには、敗戦から学ぶべき部分がある。最近27試合でわずか2敗だったチームが敗れた裏には、両翼が孤立を強いられたことや中盤が構成力を欠いたことなど、さまざまな理由があった。

特に、彼一人に敗戦の責任を押し付けるのは酷な話だが、19歳の新鋭トレント・アレキサンダー=アーノルドにとっては忘れ難い79分間となったはずだ。ロヴレンのカバーというタスクまで背負わされた中で、試合開始から彼の右サイドは狙われ、結果的に序盤でのラッシュフォードの2ゴールに繋がった。タックル成功数、空中戦勝利数、インターセプション数いずれも0回というスタッツは、彼の悪夢のような一日を如実に物語っている。

それでも、アレキサンダー=アーノルドはまだ19歳だ。誰もが今後、彼がオールド・トラッフォードのピッチで素晴らしい働きを見せる日が来ることを知っている。きっと、今回の経験は無駄にはならない。

そして、リヴァプールのファンがより前向きに捉えるべき点は、後半のパフォーマンスである。ヘアドライヤーの聖地とも言うべき場所で、ユルゲン・クロップがハーフタイムにどんなことを言っていたかは、想像に難しくない。

なんとなく終わった前半とは違い、後半のリヴァプールからは魂が感じられた。“ファブ・スリー”が通常通り機能しない状況下でも、フィルミーノは相手陣内を縦横無尽に走り回り、何とかチャンスを作り出そうと奮闘した。ロバートソンの積極果敢な攻め上がりは、相手の右サイドに大きな混乱を呼んだ。

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