既報の通り、先に行われたメキシコリーグのティフアナ・トロスとの練習試合で3インニングを投げ、6失点を喫した大谷翔平。打者としてもデビュー戦での1安打以降、快音は聞かれず、投打共に産みの苦しみに直面しているような印象を受ける。

くだんの練習試合後、「MLB.com」の伝えるところによると、この日、大谷の投球を受けた捕手リベラは、「言っておくけど、舞台が整えば、違ったボールゲームになるんだ」と述べた。

更に、「ここで投げるのは難しいと思う、ファンがいないからね。誤解して欲しくないのだけど、彼ら(トロス)は良いチームだ。だけど、彼らはメジャーのチームではないから、この試合ではアドレナリンがなかった。舞台に照明が当たれば、ピッチングの速度や鋭さが増すだろう。本来の大谷になるさ」と、大谷を擁護したとのこと。

一方、ニューヨークポスト紙は電子版の記事のなかで、大谷は、“最も名の知れた選手が、2011年を最後にメジャーでプレーしていないメキシコのチーム”を相手に、「更に疑問や意見を増やす形で春季キャンプを継続させた」と率直に評した。

同記事では、「大谷がやろうとしていることがどれだけ難しいかは覚えておくべき」とし、「1919年のベーブ・ルース以来、メジャーで定期的に打者と投手としてプレーした選手はいない」と、大谷の調子が期待通りでないことに一定の理解を示した。

そして、エンゼルスのエプラーGMの「できる限り結果にこだわらないようにする」というコメントを紹介した。

また、記事によるとエプラーGMは「結果はついてくる。大谷がマウンドやプレートで下している好判断は報われるだろう」とも述べている。その上で、この記事は以下のように結ばれた。

「今のところ、この春に成果は上がっていない。シーズン開幕まで3週間。これは通常の産みの苦しみであり、野球界で最も興味深い男にとって標準的な進歩なのであろうか。あるいは別の問題なのであろうか」。

次回、大谷はエキシビションゲームで登板する予定となっている。

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J SPORTS 編集部

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