ユナイテッドの進歩は数字にも表れている。モウリーニョ1年目の昨季、プレミアでの最終成績は勝ち点69、18勝、54ゴールの6位だった。それが今季は勝ち点62、19勝、56ゴールで2位。もちろんこれは、まだ9試合を残した段階での成績である。

それでも、最も大事なプレミアリーグでのタイトルの夢はもはや潰えた。費やした金額という面で考えれば、ユナイテッドは唯一シティを上回る可能性のあるチームだった。しかし、12月のダービーでの敗戦以降はまさしくシティの影も踏むことができず、下降線を辿るパフォーマンスと共に逆転優勝の期待もしぼんでいった。

今思えば、1つのターニングポイントになったのが10月のリヴァプール戦だ。ロメル・ルカクが前半に訪れたGKとの一対一の大チャンスを沈めていれば、モウリーニョが選んだガチガチに守備を固める戦術は天才的と持て囃されただろう。しかし背番号9はワンチャンスをモノにできず、その後しばらくは「なぜ守備の弱いリヴァプールに対して積極的に攻めなかったのか」が大きな論点となった。

試合後の記者会見で、モウリーニョは「私はホームチームの監督であるユルゲン(クロップ)が動くのを待っていた」と言い、責任を敵軍の将に押し付けた。しかしこの翌週、それまで快進撃を続けていたユナイテッドは昇格組のハダースフィールドに歴史的な敗戦を喫し、シーズンの流れは変わったのである。

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