イチローの古巣マリナーズへの復帰で、アメリカ合衆国アリゾナ州は我々、日本メディアで溢れかえっている。

と言っても、急に数が増えたわけではない。元々、北海道日本ハムのアリゾナ・キャンプで話題のルーキー、清宮幸太郎の取材が必要だったところに、「投打二刀流」の大谷翔平のエンゼルス取材で数が増え、そうこうしている内にダイヤモンドバックスの平野佳寿、招待選手の左腕・中後悠平、パドレスの牧田和久、ドジャースの前田健太、あるいは右肩の手術からの復帰を目指す岩隈久志らを取材するために日本メディアが集まってきた。

日本ハムが去っても数が減るわけはなく、そんなところにダルビッシュ有がカブスと契約したことで、すでに砂漠の町アリゾナは我々、日本メディアで溢れかえっていた。オープン戦が始まると、ダルビッシュや前田や大谷の先発ローテーションの順番が概ね見えてきて、平野や牧田、中後といった救援投手たちの登板日も分かるようになり、やっと落ち着いてきたかなと思ったところに、今度はイチローである。

溢れかえっていたと言っても数には限りがあるので、我々、日本メディアは右往左往しながら各社の事情によって「今が旬」の大谷やダルビッシュやイチローの取材に回る日々が始まった。そして、彼らが忙しすぎて足を運べない場所には通信社が送り込まれるといった次第である。もう正直、「お腹いっぱい」の状態だ。

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