それでも、ビッグ6のすぐ下の8位をキープしているのは、現状を踏まえると御の字かもしれない。6位・アーセナルとの勝ち点差は8、7位・バーンリーとの差は3と絶望的な大差が開いたわけではないからだ。とはいえ、9位・ワトフォードに1差、10位・ブライトンと11位・エバートンに3差まで迫られてきているのも事実。何とかして今の位置をキープしたいところ。そのためにも、攻守両面の精度を高めていくことがより求められる。

守備面ではやはり無失点ゲームを目指さなければならない。FAカップ5回戦のシェフィールド戦を零封した以外、レスターは最近7試合のうち6試合で失点を喫してしまっている。今季快進撃を見せるマンチェスターCやモハメド・サラーという点取り屋を擁するリバプール、ハリー・ケインというエースFWのいるトッテナムのような攻めの爆発力がないだけに、失点を限りなくゼロに近づけることが、レスターの上位キープのポイントと言っていい。

長期離脱から復帰して間もないウェス・モーガンが以前のようなキレを欠くなど、最終ラインが落ち着かない分、前線からプレスをかけられる岡崎の復帰はやはり必要不可欠だ。いつ背番号20が戻ってくるかはレスター浮上の大きなカギと言っていい。そこに注目すると同時に、守備陣の復調に期待しながら、彼らの今季終盤戦を見守りたい。

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元川 悦子
もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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