アーセナルについては、「もはやCL圏内は無理。ヨーロッパ・リーグで優勝してCL出場を目指すべきでは」ということが、これまでも言われてきた。そうした意見は、ますます強くなっていくだろう。

しかし、ホーム&アウェーのノックアウト方式で戦うヨーロッパ・リーグは、あまりにも不確定性が強い。しかも、アーセナルが次のラウンド16で対戦するミランをはじめ、ヨーロッパ・リーグにはアトレティコ・マドリードやドルトムントなどが勝ち残っている。切り替えるのはまだ早い。今はまだ、リーグ戦で勝点を積み重ねていくべきではないだろうか。

マンチェスター・シティ相手の連敗はたしかにショッキングな内容とスコアだった。だが、マンチェスター・シティは今や世界最強クラブであるのだ。故障者もいるものの、ザネが戻り、さらにコンパニの復帰も大きい。もはや、プレミアリーグのタイトルは確実。チャンピオンズリーグでどこまで行くのかが注目なのだ。 アーセナルとしては、「連敗」を引きずらず、下位チームに取りこぼさずに戦っていけば、まだ、「4位以内」は不可能な目標ではないのではないか。 もっとも、それができるのであれば、今、アーセナルはこんな位置にいるはずではないのだが……。

ところで、もし、今シーズンもCL圏内が不可能で、ヨーロッパ・リーグのタイトルも取れないとなれば、アーセン・ヴェンゲル監督の去就も再び話題となってくるだろう。  かつて、日本サッカー協会は日本代表候補としてヴェンゲル監督にご執心だった。ヴェンゲル監督がフリーになったとして、まさかカタール・ワールドカップを目指してヴェンゲル監督を取りに行ったりするのだろうか……。

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後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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