チェルシーのフロントは、どうやら前者に近い考えを持っているようだ。そして他の誰がどんな考えを持っていようとも、最終的に尊重されるのは彼らの考えであろう。

もしかすると、来シーズンからこのカードは「ペップ対エンリケ〜元バルサ監督対決〜」と銘打たれて、やはり世界中の大きな関心を集めているのかもしれない。そしてその時、コンテの目線はイングランドではなく4年後のカタールW杯に向いているのかもしれない。

しかしながら、彼がどういった形でクラブを去ることになろうとも、コンテがチェルシーで成し遂げた功績は正当な評価を受けるべきものだ。長く不遇の時を過ごした3バックは再び脚光を浴びるようになったし、コンテのアイデアは、ペップ・グアルディオラにも新たな発想を授けたはずだ。

チェルシーは再び、黄金時代の萌芽を自ら摘み取ってしまうのかもしれない。それは同時に、マンチェスター・シティによるかつてない支配の到来を、我々に強く予感させるものでもあるのだ。

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フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

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