先のブリュワーズ戦では打者として上々の滑り出しを見せた大谷翔平だったが、現地時間28日水曜のインディアンズ戦には出場せず、この日はブルペンで34球を投げるに留まった。

軽めの調整に留めたこともあり、大谷絡みの報道も比較的静かなものだったが、この日は以前エンジェルスで活躍した長谷川滋利氏が、マイク・ソーシア監督へのインタビューのため球場に訪れたようで、地元紙「ロサンゼルスタイムス」が電子版の記事のなかで同氏の大谷に関するコメントを掲載した。

以下のコメントは記事からの抜粋を翻訳したものである。

「イチローは、マイケル・ジャクソンやマドンナのようなスーパースターでした。もし、彼(大谷)が打者と投手の両方で成功することができれば、イチローを越えることができるかもしれません」と述べた長谷川氏。

だが、自身も大リーグへの順応の難しさを経験しているとあり、「投手としてだけでも、ここへ来て順応するのは難しいものでしたから、打者と投手の両立は簡単には行かないでしょう」と大谷の挑戦の難しさについて冷静に分析した。

その上で、「ただし、彼は全てをエンジョイしているようです。それが鍵ですね。今の瞬間をエンジョイしなければなりません」と、現在の大谷の姿をポジティブに捉えた。

更に記事のなかで長谷川氏は、大谷が投手として同じ日本人のダルビッシュ有や田中将大のような存在になれると思うとしながらも、「今は期待し過ぎてはいけません」とエンジェルスの後輩を気遣った。

かつて流暢な英語でチームメイトと言葉を交わすなど、メジャーリーガーとして見事に順応した経験を持つ長谷川氏の言葉には、シンプルながら重みと真実味が感じられる。

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J SPORTS 編集部

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