会話、食事、移動、etc…。日本人選手がメジャーリーグで活躍するためには、異なる環境への適応を図る必要がある。グラウンド内に目を向けても、未知の強打者だけではなく、球場の気候やマウンドの性質、ボールの違いとも向き合わなければならない。

まして、精密機械のような繊細さが求められる投手というポジションには、なおさらだ。今までに磨き上げてきた技術が精密であるほど、小さな違いが命取りになることもある。

大谷翔平も現在、過去の日本人メジャーリーガーがそうであったように、これまでとは異なった環境と直面し始めているようだ。二足のわらじを履く大谷にとって、心身が休まる時間は他の選手ほど多くはないだろう。それは本人も覚悟の上、日本でプレーしていた時も同様だった。

それでも、現在は春季キャンプを消化する上で1日中、何もしない日はない。メジャーリーグがそうしている以上は「僕が順応しなければならない。休みなしでも自分でしっかり考えて、ペースを考えてやっていきたい」と、シーズン開幕に向けて準備を進めている。

現地時間の2月20日(火)、大谷は投打の練習メニューをこなした。投内連携でのコミュニケーションは問題がなさそうで、チームメイトとは雑談する様子も見られた。

だが、前日にブルペンで20球を投じた際には、指先やボールを見るしぐさが目立ったようだ。元メジャーリーガーで、現在は野球の解説と指導を行う薮田安彦氏が語る。

お知らせ

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ