フェルナンドは桐生第一高、白鴎大出身

今季、オコエ瑠偉が大活躍をしたら、ルシアノ・フェルナンドに足を向けて寝られないかもしれない。実際にオコエはそもそも、そんなキャラではないだろうけれども、ともあれ2人は”先輩と後輩”という枠を超えて仲が良さそうだ。

2015年ドラフト1位で入団したオコエと、2014年ドラフト4位で入団したフェルナンド。オコエは高卒なので、まだ20歳。大卒のフェルは25歳。いいアニキ分らしく、「アイツ(オコエ)がふざけたことしたら、ガツンと言ってやります」とフェルナンドは言う。

ナイジェリア人の父と日本人の母を持つオコエと、両親がブラジル人で父方の曽祖母が日本人というフェルナンド。ともに日本と他の国にルーツを持つ2人は、日本で育った。日本語はネイティブで、日本の文化も熟知しているが、そこに留まらないパワーや大らかさが魅力だ。

天真爛漫なオコエは、キャンプでもコーチに叱られてもへっちゃらで言い返す。「気合いっス」「違うっス」と弾ける笑顔のオコエは、かわいくて憎めないのだろう。しょうがないなあ、とばかりに楽しげなムードが漂う。

一方のフェルナンドは、もっとスマートでどこか日本人的な真面目さが印象的だ。きっちり練習メニューをこなし、気合い十分の大きな声も発している。と、合間にカメラに向かっておどけた笑顔をみせてきた。後で見せると、「自分、ふざけてますね」と反省の言葉がこぼれ出た。

逞しい体躯から「助っ人」のようだが、2人とも一軍であまり活躍できていない。特にフェルナンドは、大卒で3年が経った。「今年が最後のつもり」と後悔しないよう、やれることはすべて取り組んだと明かす。

オフはメキシコのウインターリーグに参加し、仙台での練習はもとより、キャンプ直前にはグアムに飛んで、みっちり16日間のトレーニングを重ねたのだそうだ。「みんなと一緒のことをしていたらダメだから」とフェルナンド。

この自主トレが良かったという。選手はフェルナンドとオコエだけ。そこにオコエの旧知のトレーナーやスタッフを引き連れ、体力強化や筋力トレーニング、バッティングの基本を意識づける動きなど、集中的に取り組んだ。なお、それらの費用は全部フェルナンドが支払ったという。

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