それでも、移籍市場の最終日にクラブ記録の額で加入したオーバメヤンが暗いムードを刷新してくれるはず。彼こそ本当のアンリの後継者で、やっと契約を更新したエジルがベルカンプで、ムヒタリアンがピレスで、そしてヴェンゲルがヴェンゲルで……! 妄想に過ぎないが、それほどオーバメヤンのスピードには変な期待を寄せてしまう。

そのオーバメヤンに対抗するスピードと言えば、今月2000万ポンドでアーセナルからエヴァートンに移籍した元アンリの後継者だ。ミッドウィークのレスター戦でウォルコットは、移籍後初ゴールを含む2得点でチームを公式戦8試合ぶりの勝利に導き、サム・アラダイス監督のイングランドのプロクラブでの1000試合目に花を添えた。

だが、ウォルコット以上にエヴァートンの重苦しい空気を払拭したのは約1年ぶりの出場となったDFシェイマス・コールマンである。昨年3月の代表戦での骨折から戻ってきたコールマンは、復帰初戦となったレスター戦で(巨人の元エースのように)あわやと思わせる五分五分のチャレンジにも勇敢に飛び込んだ。「ウォルコットとコールマンによる右サイドの新しい“相棒”が誕生した」と指揮官も“ドラマチック”に絶賛した。

そういうわけで、ガナーズの14番の系譜を辿る新旧スピードスター対決(とはいっても同じ年)から目が離せない一戦となる。ちなみにヴェンゲル監督は、エヴァートンをホームに迎えた試合は負け知らず(23戦、19勝4分け)。一方でアラダイス監督にとっては、史上5人目となるプレミア通算500試合目の記念ゲーム。そして、直近の両監督の対戦は? 昨季、ビッグ・サムがクリスタルパレスを率いてヴェンゲルに3-0で勝利している!

photo

フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ