就任初戦となったFAカップのサウサンプトン戦では、酷い内容で終始自虐的なチャントとブーイングを浴び続け、試合後には遂にキレたカバセレとホレバスがファンとの乱闘騒ぎを起こしてしまった。試合後グラシアは「ファンが何を言っていたかはよくわからなかった」と外国人であることを言い訳に使ったが、本人が「夢見ていた」というプレミアリーグの現実は、今のところ思い描いていたのとはかけ離れたものであるに違いない。

プレミアでの初陣となったストーク戦ではゴールレスドローで、早速就任後初ポイントを獲得。ならばなるべく早く初勝利を掴みたいところだが、次節の相手は昨季王者のチェルシーとあって、やはりグラシアは運がない。

しかしポジティブな要素もある。年末にこのコラムでも触れたが、チェルシーは新監督を迎えたチームになぜか分が悪い。今シーズン、シーズン中に監督交代を行った後のチームとの対戦では、4試合して2分2敗なのだ。

かてて加えて、そもそも今のチェルシーは不穏な雰囲気が拭えない。ジルーこそ取ったものの、相変わらずコンテ監督とフロントの不和が取りざたされ、それを象徴するかのようなボーンマス相手の大敗を喫した直後だ。

そうなれば、グラシア率いるワトフォードにも勝機が見えてくる。就任後ここまでの2試合はアウェイゲーム、つまりこれがヴィカレイジ・ロードお披露目の一戦となるマンデーナイト。シウヴァ解任の「カルマ」が都市伝説であることを証明しなければならない。

photo

フットメディア
Foot!でもお馴染み、スポーツコメンテイター西岡明彦が代表を務めるスポーツメディア専門集団。 語学が堪能で、フットボールに造詣が深いライター陣のコラムは、様々な媒体において高い評価を得ている。 J SPORTSでは、プレミアリーグ中継やFoot!などの番組演出にも協力している。

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ