論理が重複していたり、逆に論理が飛んでいたりすることを見つけることもできた。そんな効果もあったのだ。 そして、そうしたやり取りを通じてライターも、編集者も鍛えられていったのだ。 その点、Webでの原稿は「自由」と言えば自由だし、逆に書きっ放し、言いっ放しになてしまう危険も大きい。とくに、若いライターの場合は、紙媒体での執筆を経験できないだけに自戒が必要なのではないかと思う。

紙媒体はなくなることはないだろうが(CDの時代になっても音楽愛好家の中にはレコードを愛する人は多いし、デジタルカメラ全盛の今でもフィルムを使う写真家はいる)、今後Web媒体が主流となるのは時代の趨勢だろう。しかし、たとえWeb媒体であっても、あるいは映像媒体であっても、推敲作業や編集者の目はメディアにとって必要不可欠のはずだ。

メディアの将来のためには、これからWeb媒体の編集者にはとくに頑張ってもらわなければならない。 なんで、そんな話を延々としたのかといえば、最近感心しているものの一つにJ SPORTSで放映されている「20 Minutes Football」という番組があるからだ。 イングランド・プレミアリーグの試合の映像を20分間に編集して見せる、あの番組だ。 90分のフルゲームを何試合も見ているだけの時間はない。だが、ゴールシーンだけのハイライトでは試合の内容はわからない。そんな時に、とても重宝な番組である。

両チームがどんな意図を持って試合に入ったのか。立ちあがりに、その意図がうまく表現できたのはどちらのチームだったのか。また、どの時間帯にゲームの流れが変わったのか。そのきっかけは何だったのか……。そして、得点の経過などがあって、リードしたチームが残り時間をうまくマネージメントできたのか。あるいは、リードされたチームがうまく流れを変えて、追いついたり、逆転できたのか……。

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17/18 イングランド プレミアリーグ

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