2列目右サイドにマフレズ、同左サイドにマーク・オルブライトンを置き、真ん中にボールを奪えるウィルフレッド・エンディディとタテへの推進力のあるマシュー・ジェームズを配置しているのは、リーグ制覇の偉業を成し遂げたクラウディオ・ラニエリ監督時代の遺産の有効活用と見ていい。それでも、ラニエリ、シェークスピア時代に比べると、今のレスターはボールポゼッションを重視するようになった。タテに速い攻め一辺倒だとどうしても相手に読まれてしまう。多彩な攻撃パターンを繰り出すことはプレミア上位に躍進するために不可欠な要素。そこに果敢にチャレンジし、徐々に成果が出ているからこそ、彼らは1月を無敗で乗り切れているのだ。

もう1つ、注目したいのが守備陣だ。ゴール前に陣取るカスパー・シュマイケルはラニエリ時代から不動だが、4バックの顔ぶれはすっかり入れ替わった。直近のワトフォード戦も、右からダニエル・アマーティ、アレクサンドル・ドラゴヴィッチ、ハリー・マグワイア、ベンジャミン・チルウェルという並びだった。

プレミア王者に輝いた時の主力であるダニー・シンプソンとヴェズ・モーガン、ロベルト・フートの負傷離脱という事情はあるものの、不動の左サイドバックだったクリスティアン・フクスはこの試合ではベンチに陣取っていた。ラニエリ監督時代の4バックを固定することなく、最終ラインのバリエーションを増やしたことは、ピュエル監督の功績と言っていい。こうした要素もプラスに働き、レスターは1月の6試合中5試合を無失点で勝ち切っている。これは特筆すべき点だ。

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