1月20日(土)にトップリーグ(TL)13〜15位とトップチャレンジ(TC)2位〜4位のたすき掛けにより、一発勝負の入替戦が行われた。

なお、先週の1月13日、14日の総合順位決定トーナメントでTLのすべての順位が確定し、最下位となった近鉄ライナーズはTCに自動的に降格。

一方、TCで全勝したHonda HEATが昇格を決めている。つまり、20日の入替戦3試合で来季のTLの全16チームが決定するというわけだ。

◆SO染山のキックが冴えた!日野自動車が初のTL昇格

大阪・ヤンマースタジアム長居ではTL15位のNTTドコモレッドハリケーンズと、TC2位の日野自動車レッドドルフィンズが激突した。

先週、近鉄を下したNTTドコモには、SO(スタンドオフ)リアン・フィルヨーン、CTB(センター)パエア ミフィポセチ、南アフリカ代表歴のあるNO8(ナンバーエイト)ワーレン・ホワイトリーがおり、優勢と予想されていた。

しかし、日本代表経験のあるPR(プロップ)久富雄一、LO(ロック)村田毅、FL(フランカー)佐々木隆道、CTB林泰基らがいる日野自動車が、試合序盤から優位に進める。

特にこの試合目立ったのが、今季、中国電力から日野自動車に移籍したSO染山茂範だ。キックとパスを軸にゲームをコントロール。23分には自身で先制点となるPG(ペナルティゴール)を決めて3-0とする。

さらに29分、アドバンテージ中のアタックで日野自動車は、FB(フルバック)ギリース・カカのキックパスをWTB(ウィング)小澤和人がキャッチし、右サイドにグラバーキック。

そのボールをWTB小澤がそのまま拾い上げて右隅に押さえてトライ。難しい角度のゴールをSO染山が決めて、10-0とリードを広げる。

35分、相手のディフェンスの前に、なかなか自分たちの形を作れなかったNTTドコモも、この試合で常に優勢だったスクラムを起点に、CTBパエアがトライを挙げて10-5とする。

ただ、日野自動車は38分、SO染山のキックパスをWTB篠田正悟がキャッチしてそのまま左隅にトライ、SO染山が再び難しい角度のゴールを決めて17-5とリードして前半を折り返した。

後半、TL残留に意地を見せたいNTTドコモが、ボールをしっかり継続するアタックとスクラムを軸に相手にプレッシャーをかけ始めて、18分、CTB金勇輝がトライ。SOフィルヨーンがゴールを決めて17-12と5点差とする。

さらにNTTドコモはモールを起点に、強いランナーを当てて、最後は途中出場のWTB佐藤善仁がトライを挙げて、ついに17-17の同点に追いつく。

同点のままでは昇格できない日野自動車は33分、SO染山がスペースに向けてチップキック。

キックを蹴った後のSO染山を、NTTドコモの選手が引っ張ってしまいペナルティ。そのチャンスをSO染山がきっちりPGを決めて日野自動車が20-17と再びリードする。

PGでTL残留が決まるNTTドコモは、ホーンが鳴った後もボールを継続して、40次以上にわたる攻撃を続けたものの、最後は日野自動車がディフェンスで粘りを見せてノックオンを誘ってノーサイド。日野自動車が20-17でNTTドコモを下した。

SO染山を軸にキックを上手く使って両サイドをしっかり攻め、最後はディフェンスで我慢し、守り切った日野自動車が、初めてトップリーグ昇格を決めた。

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