もともと、第一次世界大戦前後のニューオーリンズでディキシーランド・ジャズとして誕生したこの歌は、1930年代にルイ・アームストロングが発表した音源によって、アメリカで広く知られるようになった。ただこの時、まだサウサンプトンはおろかイングランドにさえ、この曲は全く知られていなかったという。

その後1950年に、セインツの公式サポーターグループがクラブのテーマを決めることになり、当時OWTSGMIよりも知名度が高かった “The Bells Of St Mary's”(1945年公開の同名の映画の主題歌)の歌詞をアレンジして使うことになった。

しかし1950年代といえば、イギリスではジャズが大ブームとなっていた時期であり、セインツでも後発のOWTSGMIがサポーター内で流行していく。1960年代にはリヴァプールのKOPを皮切りにテラスでの「聖歌隊」が一般的なものになると、当時のミルトン・ロード・エンドにはこの歌が毎週響くようになったのである。

このように、 “When The Saints Go Marching In” の(フットボール界においての)オーナーを名乗れるのは、間違いなくサウサンプトンだけだ。彼らにしてみれば、ホワイト・ハート・レーンやオールド・トラッフォードで歌われる「自分たちの歌」を聞くたびに、こと腸が煮えくり返る思いをしていたことだろう。

お知らせ

17/18 イングランド プレミアリーグ

J SPORTSでは今シーズンも見どころ満載のプレミアリーグを生中継含め毎節5試合放送。 世界一ハイレベルな戦いをお見逃しなく!


»詳しくはこちら
»お申し込みはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ